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「もう売れない…」と諦める前に!酒々井町柏木で1年間放置された戸建が3日で買主を見つけた戦略とは?

不動産売却

多賀 直人

筆者 多賀 直人

不動産キャリア7年

成田市・富里市・八街市・酒々井町の不動産売買の専門家。宅地建物取引士、任意売却取扱主任者、賃貸不動産経営管理士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー等の資格を保有する。不動産売買FC時代には売買契約件数全国24位や不動産売却実績件数1位獲得など2022年度と2023年度に受賞するなど特に不動産売却に強い。近年は任意売却や空き家問題に取り組む。また、相続診断士として相談や講演を行うなど多岐に活躍する。

\お気軽にご相談ください!/

     


センチュリー21ハウスコミット店長の多賀直人(たがなおと)です。

不動産売却に関するご相談をお受けする中で、「他社で売り出しているけれど、まったく買主が見つからない」「旗竿地(敷地延長)や接道に問題があって売却を断られた・諦めかけている」といったお悩みを実に多くいただきます。


結論からお伝えすると、「売れない理由」を明確に突き止め、確定測量による接道リスクの解消や、隣地との一体売却提案などの“知恵と戦略”を加えることで、1年間売れなかった物件でも、販売再開後わずか3日で成約に至ることが可能です。


今回は、実際に私が担当させていただいた印旛郡酒々井町柏木の戸建売却事例を通じて、不人気とされがちな「敷地延長(旗竿地)物件」を劇的な早期成ary(早期成約)へと導いた具体的なノウハウを、リアルな現場の裏側とともに詳しくお伝えいたします。


【実録事例】1年間売れなかった酒々井町柏木の戸建が、専任媒介締結からわずか3日で成約した理由

1. 売却のご相談背景:他社で1年売れず、故郷の山形へ帰る期日が迫る

今回ご相談をいただいた売主様は、ご高齢に伴い、住み慣れた酒々井町柏木を離れてご郷里である山形県へ戻られることを決意されたお客様でした。

ご相談にお越しいただいた際、売主様は大変な不安を抱えていらっしゃいました。というのも、すでに別の不動産会社に売却を依頼(媒介契約を締結)してからもうすぐ1年が経とうとしているにもかかわらず、案内(内見)すらほとんどなく、全く売れる気配がない状態だったからです。

「このまま今の不動産会社に任せ続けていいのだろうか……」

「販売価格を大幅に下げなければ売れないのだろうか……」

山形への引っ越しの時期も迫る中、売主様は深い焦りと悩みの渦中にいらっしゃいました。


2. 物件の基本スペックと抱えていた「接道」の課題

ご相談を受けた物件の詳細は以下の通りです。

  • 所在地:千葉県印旛郡酒々井町柏木

  • 敷地面積:297.56㎡(約90.01坪)

  • 建物延床面積:97.70㎡(昭和61年築・木造2階建て)

  • 前面道路:北側 4.4m(公道)


数値だけを見れば、敷地面積約90坪という非常に広々とした魅力的なゆとりある宅地です。しかし、この物件には不動産取引において非常に重要な「形状と接道」の難題が潜んでいました。

図面(配置イメージ)にもあるように、本物件はいわゆる「敷地延長(シキエン・旗竿地)」と呼ばれる形状をしていました。

前面道路(4.4m)から奥まった対象地へと続く通路部分(路地状部分)の長さは約24.3m(図面記載25mライン)。その通路幅(間口)は「2.0m」でした。

さらに、路地状部分の南側に接する「道路側から2軒目の家(南側隣地)」も、同じく幅2.0mの敷地延長部分を持つ形状となっていました。

これまでは、双方のお施主様同士がお互いに融通を効かせ合い、「2.0m + 2.0m = 実質4.0mの共有通路」のような感覚で、車や人の出入りに利用されてきたという歴史があったのです。


3. 多賀が見抜いた潜むリスク:「確定測量」の必要性と再建築不可リスク

前任の不動産会社がなぜ1年間も売却できなかったのか。その最大の理由は、「買主様(および住宅ローン審査を行う金融機関)が抱く境界・再建築への不安」を放置したままポータルサイトに掲載していただけだったからです。

建築基準法第43条では、「建築物の敷地は、道路に2m以上接していなければならない」という接道義務が定められています。


今回の物件の図面上の間口は「2.0m」ぴったりでした。

しかし、現地で簡易的に測った数値と実測値が必ずしも一致するとは限りません。もし万が一、きちんと測量した結果が「1.99m(あと1cm足りない)」だった場合どうなるでしょうか?

その瞬間、この物件は「再建築不可物件(解体して建て替えることができない土地)」になってしまうのです。

現段階で確定測量を行っていない状態でお客様(買主様)に案内をすれば、不動産会社としてはこう説明せざるを得ません。

「測量した結果、もし2.0mを切っていた場合は将来建て替えができません。そのリスクをご承知の上で購入してください」

これでは、住宅ローン審査を通すことも難しく、一般的な買主様が怖がって検討を諦めてしまうのは当然のことです。

私は売主様に強くお勧めしました。


「まずは『確定測量』を行いましょう。現地境界を明確にして間口2.0m以上をしっかり証明・保証することこそが、買主様に心から安心感を持っていただき、適正価格で購入していただくための絶対条件です」


売主様も納得され、前の不動産会社との契約満了に伴い、センチュリー21ハウスコミットと専任媒介契約をご締結いただきました。私はさっそく、信頼できる土地家屋調査士を手配し、確定測量の準備を進めました。


4. 隣地境界立ち会いでの運命的な出会いと「奇跡の一手」

確定測量を進めるにあたっては、隣接する土地の所有者様に現地にお立ち会いいただき、境界の位置を双方で確認して「境界確認書(協議書)」に印鑑をいただく工程(境界立会い)が必須となります。

今回の物件の南側隣地(道路から2軒目の敷地延長の家)は、過去に火災で建物が焼失してしまったため、現在は「更地」になっていました。南側が更地であるため、対象地にとっては陽当たりが抜群で非常に開放感があるというメリットもありました。

その南側隣地の土地所有者様へ境界立会いのご連絡をし、現地でお会いした際のことです。

隣地の所有者様は、私にぽつりとこう漏らされました。


「実は……うちも火事のあと家を解体して更地にしたものの、うちも幅2mの敷地延長で奥まった土地だから、どこの不動産会社に相談しても『売づらい』『買い取れない』と断られ続けて処分できずに本当に困っていたんです……」


その言葉を聞いた瞬間、私の頭の中で劇的なパズルが組み合わさりました。

「……それなら、今回の物件と南側の更地、2つの土地を『一緒に売り出してみませんか?!』」


私はその場で、双方の所有者様に壮大な一体売却のご提案をいたしました。


5. 敷地180坪・間口4.0mへ!不動産価値が劇的に跳ね上がった理由

2つの土地を一体化して売り出すことのインパクトは、単に「土地が広くなる」だけにとどまりません。


【単独売却と一体売却の比較】

項目売主様の対象地(単独)南側隣地(単独)一体化(2区画同時・一括販売)
敷地面積297.56㎡(約90坪)約300㎡(約90坪)合計 約600㎡(約180坪!)
道路間口2.0m(狭小・大型車苦しい)2.0m(狭小・断られ続けた土地)4.0m(大型車も余裕で離離・進入可能!)
利用制限敷地延長(旗竿地)敷地延長(旗竿地)ゆとりある整形地同等の大空間へ変貌
ターゲット限定的な個人買主ほぼ買手なし二世帯住宅希望者、資材置場、事業用、分譲事業者等へ拡大

これまでは「お互いに融通を効かせて実質的な共有通路として使っていた」曖昧な状態でした。

しかし、2つの土地を一緒に売り出すことで、これまで2.0mだった路地状部分の間口は「合法的に2.0m + 2.0m = 4.0m」という堂々たる進入路へと生まれ変わります。


車がすれ違うことも可能な4.0m幅の道路アクセスを備えた、敷地面積なんと「180坪」もの広大なメガポーション宅地へ変貌を遂げたのです。

単体では「扱いづらい敷地延長の土地」だったものが、一体化させたことで不動産価値が文字通り「飛躍的に上昇」しました。


6. 販売開始わずか3日で買主決定!驚きの結末

確定測量の作業には約1ヶ月を要しました。境界を確定させ、間口と敷地全体の権利関係・測量図を完璧に整えた上で、満を持してポータルサイトおよびレインズ(REINS)へ情報を公開・販売を開始いたしました。

すると、どうでしょう。


販売開始からわずか「3日」で、満額条件での購入希望者(買主様)が現れたのです!


前任の不動産会社で1年間放置され、「売れない」「価格を下げるしかないのか」と諦めかけていた売主様は、このあまりの速さに腰を抜かされるほど驚いていらっしゃいました。

また、どこの不動産会社に頼んでも「売れない」と断られ続けて悩んでいた南側の土地所有者様からも、

「どの会社にも断られて半分諦めていた土地が、こんなに早く、しかも良い条件で引き取ってもらえるなんて……!ハウスコミットの多賀さんに相談して本当によかった!」

と、涙ぐまれながら深く感謝していただきました。

長年不動産に携わってきた私自身も、「お互いの困りごとを組み合わせることで、ここまで美しいシナジー(相乗効果)が生まれ、全員がハッピーになれる結末があるのだ」と、あらためて不動産営業という仕事の深さと面白さに感動した事例となりました。


酒々井町柏木周辺で「売れにくい不動産」をお持ちの方へ

今回ご紹介した事例は決して奇跡ではありません。

不動産売却においては、「物件の弱みをどう補うか」「見せ方・測量・隣地交渉などの提案力があるか」によって、結果が天と地ほど変わります。

酒々井町柏木エリアをはじめ、富里市、成田市、佐倉市周辺には、昭和の高度経済成長期やニュータウン開発時に造られた「敷地延長(旗竿地)」や「未測量の土地」「境界不明の古家」が数多く存在します。

  • 「他社で売却に出しているが、何ヶ月も反響がない」

  • 「旗竿地で間口が狭く、売り出しを断られた」

  • 「相続した土地の境界が分からず放ってある」

このようなお悩みを抱えている方は、価格を下げて損をする前に、ぜひ一度センチュリー21ハウスコミットの多賀までご相談ください。豊富な成約データと現場提案力で、お客様の不動産価値を最大限に引き出す売却戦略をご提案いたします。


不動産売却に関するよくある質問(FAQ 10選)

酒々井町や周辺エリアで戸建・土地の売却をご検討中のお客様からよくいただくご質問を、専門家の視点から分かりやすく解説いたします。



Q1. 酒々井町柏木エリアの戸建・土地の売却相場はどのように決まりますか?

A1. 主に「立地(最寄り駅からの距離やバス便)」「土地面積・形状」「前面道路の幅員および接道間口」「築年数・建物のコンディション」によって決まります。また、過去の周辺成約事例(レインズデータ等)や現在売り出し中のライバル物件の価格設定も大きく影響します。当店では周辺の成約データを精査し、適正かつ強気の査定価格をご提示いたします。

Q2. 敷地延長(旗竿地)の物件は、やはり通常の土地より安くなってしまうのでしょうか?

A2. 一般的には、整形地に比べて坪単価が10%〜30%ほど安くなる傾向があります。これは日当たりや風通しの問題、車の出し入れのしにくさが理由です。しかし、今回のように「確定測量で接道不安を解消する」「隣地との一体交渉を行う」「プライベート空間としての静けさをアピールする」などの工夫を行うことで、相場に近い高値での早期成役が十分に狙えます。

Q3. 「確定測量」とは何ですか?費用や期間はどのくらいかかりますか?

A3. 土地家屋調査士が現地を測量し、隣地所有者や自治体(道路管理者)の立ち会いのもとで境界標を設置・確認して「境界確定図」を作成する手続きです。費用は一般的な住宅地で30万〜50万円程度(官民査定が必要な場合はそれ以上)、期間は1ヶ月〜3ヶ月程度かかります。境界トラブルを防ぎ、買主様に安心して購入いただくために非常に重要なプロセスです。

Q4. 他社で1年以上売れていない物件でも、不動産会社を変えれば売れるようになりますか?

A4. はい、十分に可能性があります。売れない原因が「単なる価格が高いこと」ではなく、「販売写真の見映えが悪い」「物件の魅力を伝える説明文が不足している」「接道や境界の課題が放置されている」「担当者の提案不足」であるケースが非常に多いためです。不動産会社(担当者)を変え、戦術を見直すことで一気に成約へ向かうケースは珍しくありません。

Q5. 媒介契約の「専属専任」「専任」「一般」はどれを選ぶべきですか?

A5. 今回のように「課題解決や手厚いサポートが必要な物件」や「早期売却を目指す場合」は、「専任媒介契約」または「専属専任媒介契約」をお勧めします。1社に絞ることで、不動産会社も測量の手配や広告宣伝費の投入、隣地交渉などのサポートに全力で投資できるようになります。

Q6. 住みながら(空家ではない状態)売却活動を進めることは可能ですか?

A6. もちろん可能です。現在お住まいになりながら売却されるお客様も大勢いらっしゃいます。内見(見学)の希望が入った際に、日時を調整して室内をご覧いただきます。生活感が出すぎないよう清掃や整理整頓を行っていただくことで、買主様に良い印象を与えることができます。

Q7. 昭和築の古い家ですが、解体して更地にしてから売ったほうが良いですか?

A7. 原則として、売る前に焦って解体することはお勧めしません。近年は古民家リノベーションを希望する買主様も多く、建物付きのまま売却できるケースが増えています。また、解体してしまうと「住宅用地の特例」が外れ、売れるまでの固定資産税が最大6倍に跳ね上がるリスクもあります。まずは建物付きで売り出し、反響を見て検討するのが鉄則です。

Q8. 隣の土地所有者とあまり付き合いがないのですが、境界の立ち洗いや一体売却の交渉は任せられますか?

A8. すべて私にお任せください。土地家屋調査士とともに、丁寧かつ誠実に隣地所有者様へご挨拶と説明を行ないます。第三者である専門家・不動産会社が間に立つことで、感情的にならずスムーズに境界協定や共有部分の協議を進めることができます。

Q9. 不動産を売却した際にかかる諸費用にはどのようなものがありますか?

A9. 主な費用として、「仲介手数料(成約価格の3%+6万円+消費税が上限)」「印紙代(売買契約書に貼付)」「住宅ローン抹消登記費用」「確定測量費用(必要な場合)」などがあります。お引越し後の手残り資金がいくらになるか、事前に詳細な「資金計画書」を作成してお渡しいたします。

Q10. 遠方に住んでいる(実家に帰省している)状態でも、売却手続きは進められますか?

A10. 可能です。書類のやり取りや連絡は郵送・お電話・メール・LINEなどを活用し、一度も店舗へご来店いただかなくてもご契約・引き渡しまで完了させることができます。今回の事例のように「故郷へ戻られた後」でも安心してご依頼いただけます。



著者情報(記事執筆・監修)

センチュリー21ハウスコミット 店長

多賀 直人(たが なおと)

  • 保有資格:

    • 宅地建物取引士(千葉)第073418号

    • 任意売却取扱主任者 A25-1304号

    • 相続診断士 第20347683号

  • プロフィール:千葉県成田・富里・酒々井エリアを中心に、数多くの不動産売買・相続・任意売却・難案件の解決を手掛ける。親身なヒアリングと、現地調査に基づく鋭い提案力で地域のお客様から高い信頼を獲得している。


【参考資料・データ出典】

  • 国土交通省「不動産情報ライブラリ」

  • 国税庁「譲渡所得・路線価関連規定」

  • 指定流通機構(REINS)東日本不動産流通機構 成約データ

  • センチュリー21ハウスコミット 自社成約・査定データ


店舗情報・ご相談窓口

酒々井町・富里市・成田市・佐倉市周辺の不動産売却・査定・境界トラブル・旗竿地の売却に関するご相談は、センチュリー21ハウスコミットまでお気軽にお問い合わせください。秘密厳守・査定無料で迅速に対応いたします。

  • 店舗名:センチュリー21 ハウスコミット

  • 所在地:〒286-0221 千葉県富里市七栄646番地285

  • 電話番号:0476-36-4703

  • 定休日:火曜日・水曜日

  • 営業時間:9:00〜18:00


「他社で売れなかった」「査定額に納得がいかない」「境界がはっきりしない」など、どのようなお悩みでも店長の多賀が直接お話を伺います。お気軽にお電話・ご来店をお待ちしております。

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